2008年1月17日 (木)

合唱団員募集2

松岡究です。今年の9月23日新百合混声合唱団に客演指揮するのですが、いまそれに向けて練習が始まっています。先日1月11日に初めてこの合唱団の練習を見ましたが、まず皆さんの気持ちが一途で、また反応もとても良く、9月の本番が期待できると思いました。現在木村美音子さんが指導に当たっておられ、とてもうまくいっているようです。しかしいかんせん男声の人数が足りません。今は女性が50人近くいるのに反して、男声は10人ということできわめてバランスが悪いのです。

9月の本番では、フォーレとラターのレクイエムを演奏します。フォーレはラターが編曲したいわゆる第2版という室内楽版で、ラターは7人編成の室内楽版で演奏いたします。

女性も歓迎ですが、特に男声の応援ならびに正団員になっていただける方を求めています。おととし私は合唱団ZEROで同じプログラム(オーケストラ版でしたが)で、演奏いたしましたが、そのとき歌われた方もいかがでしょうか?

まだフォーレしか練習しておらず、ラターに関してはこれから練習が本格化するそうですので、ラターを知らない方も十分間に合うと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

なお興味のある方は、直接新百合混声合唱団にお問い合わせください。

http://homepage3.nifty.com/shinyuri-konsei/

    hakaru matsuoka

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2007年11月21日 (水)

団員募集

松岡究です。今日は私が関係している合唱団の団員募集について皆さんにお願いがあります。

まず私の合唱団ですが、「アレス・クラー」というのがあります。これは私が7・8年前に結成した「タンネン・ヒューゲル」を元に作られた合唱団ですが、「タンネン・・」は、3年前に私がベルリンに行くことになり、やむなく解散しましたが、その中で時々でいいから私に指導を受けたいという有志が中心となり、結成されたのが「アレス・クラー」です。昨年1回目の演奏会をやり大変好評を得ました。来年6月28日に2回目の演奏会を開くのですが、それに伴い団員を募集しています。曲は、バッハのモテット第3番、大中恩の「風と花粉」、ラターの「マニフィカート」です。ラターはオルガン伴奏(大竹くみ)、ソロは松尾香世子です。演奏会の臨時団員も募集しており、それは参加費1万円です。もし歌われたいと思う方がいらっしゃるならば、私のほうへ連絡お願いいたします。折り返し私のほうから連絡させていただきます。このブログを通してでも結構ですし、m-qchan@infoseek.jpにメールを下さっても構いません。よろしくお願いいたします。

    hakaru matsuoka

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2006年12月 9日 (土)

12月9日合唱団アレス・クラー第1回演奏会終了しました。

松岡究です。本日合唱団アレス・クラーの本番が終わりました。多数の来場有難うございました。

第1回の演奏会でしたが、高いクオリティーを実現できました。ともすると歌の方は、プロやアマチュアに限らず、自分の喉をフルに使って、コントロールというものを忘れてしまう傾向があると思います。(きがくの演奏者ではこんとろーるしないということはありえないのです)それが今回は全部が全部と言うわけではありませんが、一人一人が自分をコントロールし、合唱としてのアンサンブルを良くやっていたと思うのです。

今回来場された方、どうぞ忌憚の無い意見をお聞かせ頂けたら大変幸いです。どうか宜しくお願いいたします。

    hakaru matsuoka

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2006年11月27日 (月)

本番終わりました

松岡究です。今日成城合唱団との本番が無事終わりました。

曲目   モーツァルト:ディヴェルティメントKv.136

      シャルパンティエ:真夜中のミサ

      モーツァルト:戴冠ミサKv.317

 ソプラノ:松尾香世子

     :澤村翔子

 アルト:阪口直子

 テノール:大島博

 バリトン:三塚至

管弦楽:アンサンブルZERO

合唱:成城合唱団 (合唱指揮:高嶋邦幸)

成城合唱団とは2年ぶりの共演。前回はブラームスのドイツレクイエムでしたが、今回はミサ曲2つ。私としては大変楽しいコンサートでした。2曲とも大変良い曲で、特にシャルパンティエは今回合唱団から依頼されるまでは全く知りませんでした。

このコンサートをお聴きになった方、是非感想等をお寄せください。

    hakaru matsuoka

 

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2006年9月 8日 (金)

ベルリンムジークフェスト第7日目

松岡究です。昨日今日と比較的暖かいというか少々汗ばむような陽気だったのに、今日の夜になると温度が急降下。昼間と夜とでは15度近くも気温差がありました。

今日は大変マニアック?なコンサート。終わったのが11時5分前で疲れました。

第1部  Huelgas Ensemble

      曲目  マグヌス・リンドバーグ:Ottoni(ドイツ初演)

第2部  Singer Pur

      曲目  オルランド ディ ラッソ(オルランデ・ドゥ・ラッスス):聖ピエトロの墓

第3部  musikFablik

             曲目  ウォルフガング・リーム:Vigilia(世界初演)

第1部はトランペット4本 ホルン4本 トロンボーン3本 チューバ1本の金管アンサンブル。15・6分の曲でしたが、皆達者な奏者ばかり。しかし曲は余り印象に残らない「だからどうした」みたいな感じになってしまいました。

第2部は女声3人男性7人(チェンバロ奏者が2度加わって8人の時もありました)のヴォーカルアンサンブル。全員で歌うことは全くなく3重唱から8重唱までを入れ替わり立ち代り、歌い手の声質に合わせてアンサンブルしていました。これに古楽器のアンサンブルが加わって約1時間の長大な曲。しかし最初はホールの響きを掴みきれていない感じがありましたが、10分もすると声が響き始め、1時間の長さを忘れさせてくれる至福の時間。発声が自然で、勿論ビブラートは全くなく透明感溢れる演奏でした。

第3部はソプラノ カウンターテナー テナー バリトン2人 バスの6人のヴォーカルアンサンブルにヴィオラ チェロ コントラバス 打楽器 オルガン ホルン(後方座席) クラリネット(左手座席) トロンボーン2本 チューバと言うアンサンブル。そう演奏時間70分に及ぶ大作。まず6人のヴォーカルアンサンブルが圧倒的に素晴らしい。一人一人の音楽性も素晴らしいし、大変正確なピッチとハーモニー感には脱帽。

作曲者によると7つのモテットと間奏曲ということのようですが、そのモテットが大変な緊張感と完成度を持って歌われました。それをつなぐ前奏・間奏曲も空間を意識した曲になっていました。ただ長いので最後全員が演奏するくだりになるとそれが20分近く延々と続くものですから、最後は退屈してしまいました。しかしそれまでの50分は観客が誰一人息も出来ないくらいの緊迫感に引き込まれていました。

 

       hakaru matsuoka

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2006年8月20日 (日)

ラター フォーレのレクイエム演奏会終わりました

松岡究です。本日ラター並びにフォーレのレクイエムの演奏会終了いたしました。お出かけ下さった皆様有難うございました。

今日演奏会にいらしてくださった方!是非感想を投稿していただけないでしょうか。良いも悪いも私にとって大変ありがたいことでなのです。私の勉強の為にお感じになったことを忌憚なくお知らせいただけたら大変幸いです。

       hakaru matsuoka

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2006年8月18日 (金)

フォーレとラターのレクイエム

松岡究です。今日は私が指揮するコンサートのお知らせです。

8月20日(日)中野ZERO大ホール 午後2時開演

曲目  ジョン・ラター:レクイエム

     ガブリエル・フォーレ:レクイエム

合唱  合唱団ZERO

管弦楽  コレギウム・ムジクムin ZERO

ソプラノ   松尾香世子

バリトン   浦野智行

指揮  松岡究

当日は私が少々話もします。

皆さんのお越しをお待ち申し上げております。

       hakaru matsuoka

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2006年2月23日 (木)

ベルリン リアスカンマーコーア定期

松岡究です。今日はベルリンでも屈指のうまさを誇るリアス室内合唱団の演奏会の報告です。曲はフランク・マルタンの「魔法の飲み物(Der Zaubertrank)」と訳せばいいのでしょうか。つまり「トリスタンとイゾルデ」に基づいた合計2時間にも及ぶ合唱作品です。指揮はここの常任のダニエル・ロイス。それにシャローン・アンサンブル(Vn2,Va2,Vc2,Cb1,Pf)と3人の歌い手(イゾルデsp・トリスタンten・ブランゲーネsp)といった布陣。

先ず曲ですが、最初から最後まで思索的またミステリオーソの音楽が延々と続く作品です。どこにも気を抜けるところがなくて少し疲れました。こういった作品は近現代のある意味では一つの特徴でもありますが、ずっと暗い舞台を見せられているような、あるいは明るい部分と暗い部分があるとするなら、ずっと暗い色調の中のみで行われる舞台を見せられたというかそんな感じです。ピアノとフォルテのコントラストはあるのに、色のコントラストはずっと同じ色調の中で行われるんですね。オペラの舞台でもこういうライティングをする人は結構います。でも・・・といいたいところです。

演奏はとてもすばらしいもので、この指揮のダニエル・ロイスはかなりの実力者です。3人の歌い手のほかにも合唱から何人もソロや重唱が出て歌っていましたが、ここでやはり一つ言っておかなければならないことがあります。合唱団のそれぞれのメンバーはそれなりに立派な声を持っています。しかしソロである時と重唱の時の差がちょっとありすぎるのですね。重唱の時は本当に美しくハモっていて、それはすばらしいものです。しかしソロになると途端に音程が悪くなり、所謂ソリストたちと差が付いてしまうんです。慣れのせいもあるかもしれません。しかしやはりソリストと合唱をやる人の違いはここにあるな、と。オーケストラもそうなんですね。皆でやっていると大丈夫なんだけど、一人になると途端に、とはよくあることです。ですからオーケストラも合唱も室内楽やソロをやる必要があるんだと思います。

話がそれましたが、とてもすばらしい演奏会で、今日も満足!でもマルタンは好きにはなれなかったですね。演奏したいという食指は動きませんでした。昨日のコルンゴルトは目からうろこでしたが。

       hakaru matsuoka

        

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