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2019年4月22日 (月)

4月21日中野区民交響楽団第66回定期演奏会

松岡究です。昨日中野ゼロ大ホールにおきまして、中野区民オケ定期を指揮いたしました。

曲はオールチャイコフスキー、イタリア奇想曲、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第2番の3曲。ソロは印田千裕さん。

イタリア奇想曲という難物が最初でした。オーケストラとしてはよく頑張ったと思います。この曲は素晴らしいメロディーのオンパレード。ということはシチュエーションが目まぐるしく変わっていくことを表現できなければなりません。曲の後半は良かったのですが、やはり前半に少し難点があったと思います。演奏会の最初ということもあってもう少し最初から集中できていればなあと思いました。

次の協奏曲は何といっても印田さんのソロが素晴らしい。こんな綺麗な美しいチャイコフスキーがあるんだと思いました。彼女の美観がオケにも反映されていい演奏になりました。

最後のチャイ2.めったに演奏されることのない曲ですが、とてもいい曲です。ハ短調で始まりハ長調で終わるというように、また終楽章が音階でできたテーマ(民謡の「鶴」を引用、ベートーヴェンの運命はドミソという分散和音)で、ベートーヴェンをかなり意識している曲だと理解しています。チャイコフスキーの中でベートーヴェンの体験が必要だったのではないでしょうか?だからこそ4番や5番が生まれたのだと思います。中野区民オケの演奏はとても力強く集中していました。この曲の持ち味をお客様に届けえたのではないでしょうか。

 

    hakaru matsuoka

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