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2018年9月17日 (月)

9月16日合唱団「アレス・クラー」第9回定期演奏会

松岡究です。

昨日武蔵野市民文化会館の小ホールでアレス・クラーの演奏会の指揮をいたしました。

改装後このホールは一段と良くなりましたね。

第1ステージは高田三郎の「心の四季」。最初の演奏とあってかなり硬かったですね。少し集中力にかけていたのかもしれません。慎重になりすぎていたともいえます。

第2ステージはバーバーの「アニュス・デイ」。この難曲をみんなみんなよくやってくれました。もちろんもっと緻密に作りたかったのは言うまでもありませんが、挑戦してよかったのではないかな。

第3ステージは武満徹の「歌」から6つ。「島へ」から「小さな空」に至るまで、上り調子によくなっていき、やっと武満ワールドに手が届いたような気がします。前回は歌うのがやっとだったのがその世界を描くことが喜びになっていたんじゃないでそうか。

休憩をはさんで第4ステージはブラームスの「ジプシーの歌」。ジプシーという言葉は今は差別用語なので、ロマの歌とすべきだったかもしれません。これは7年前にやって2回目。やはり2回目のほうがいいですね。声もよく出ていたし、音楽もかなりこなれてきました。

第5ステージはチルコットの「サクラ」と「ふるさと」と題された5曲。チルコットの編曲は素敵です。その編曲された世界は今まで歌ってきた日本人の感覚を脱ぐところから始めないとなかなか入り込めないのですが、今回はその世界の入り込めましたね。

次回はデュルフレのレクイエムを中心にやることになっています。

      hakaru matsuoka

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コメント

日曜日は ありがとうございました。いろいろ 反省点はありましたが 今回、1曲終わるごとに今までにない充足感に満たされていきました。幸せな気持ちでした。
続けさせてもらってることに感謝して これからも、この場所で 歌っていきたいなと思いました。デュルフレのキリエが好きです。次回も よろしくお願いいたします。

投稿: 森 | 2018年9月18日 (火) 23時56分

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