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2017年8月27日 (日)

成城管弦楽団第24回演奏会

松岡究です。

昨日、成城管の演奏会が武蔵野市民文化会館にて行われました。

曲はボロディンの第2交響曲、それにムソルグスキー~ラヴェルの展覧会の絵。

ボロディンという作曲家は、ある意味でアマチュアであることから曲の書き方がロジックではないので、演奏するにあたり構築いていくのが大変難しい作曲家です。しかし昨日の成城管は第1楽章から良い流れを作り得ました。イントネーションとして不徹底な部分もあったのですが、いい集中力があったと思います。しかし第4楽章で一瞬その集中力が飛んでしまい、なんとなく雑然となってしまったのは残念でした。

展覧会の絵も、集中力が素晴らしくいい演奏になったと思います。トランペット、ホルン、サクソフォーン、ユーフォニウムなどのソロの奏者はみんなよく頑張りましたね。弦楽器もよく鳴っていたし、打楽器も思い切りのよい叩き方で、すがすがしかった。

成城管はみんなが優しく、ある意味で平和な民主主義といってもいいような状態です。しかし民主主義は非音楽的です。みんなが時間を割いて集まっているのだから、その時間が音楽的に楽しい時間にならなければいけない。「まあまあ・・・」と妥協したり、「本番だけ何とか・・・」というのはその時間を無駄にしていることになりますし、音楽的にみんなの迷惑になっていることに気づかなければいけません。いつも練習が音楽的に満足し、練習をワクワクした気持ちで迎えられるオケになってほしい。こういうことが言えるようになったのも、この成城管が今こそその大きな壁を乗り越えるときになったのだと確信したからです。

これからの2・3年が大事です。頑張ってください。

次回は来年4月14日所沢ミューズのアークホールです。運命とブラームスのヴァイオリン協奏曲、そしてシューマンのマンフレッド序曲。

     hakaru matsuoka

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2017年8月21日 (月)

8月20日合奏団ZERO第19回定期公演終了

松岡究です。

昨日杉並公会堂におきまして、合奏団ZEROの第19回公演を指揮いたしました。

モーツァルトのニ短調のピアノ協奏曲とブルックナーの7番。

まずモーツァルトですが、ソリストに小林亜矢乃さんをお招きしました。これが本当に素晴らしかった。音色の陰影が素晴らしく、一緒にやっていてとても至福の時間でした。またいつかご一緒したいものです。

ブルックナーも細かいミスはあったものの、第1楽章から音楽の流れはすさまじく、大きくて自然な流れをオケのみんなが掴んでそれに乗って行けたことがまずは成功の大きな要因でしょう。第2楽章もブルックナーの慟哭と神の言葉の対比が自然に語れていました。第3楽章は躍動感とそのコントラストのトリオのしみじみとした歌が素晴らしく、第4楽章も宇宙的な音楽とブルックナーの一番幸せな時期の心情が出ていて素晴らしかった。

次回は来年2月12日同じく杉並公会堂でマーラーの9番です。

   hakaru matsuoka

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