8月20日合奏団ZERO第19回定期公演終了
松岡究です。
昨日杉並公会堂におきまして、合奏団ZEROの第19回公演を指揮いたしました。
モーツァルトのニ短調のピアノ協奏曲とブルックナーの7番。
まずモーツァルトですが、ソリストに小林亜矢乃さんをお招きしました。これが本当に素晴らしかった。音色の陰影が素晴らしく、一緒にやっていてとても至福の時間でした。またいつかご一緒したいものです。
ブルックナーも細かいミスはあったものの、第1楽章から音楽の流れはすさまじく、大きくて自然な流れをオケのみんなが掴んでそれに乗って行けたことがまずは成功の大きな要因でしょう。第2楽章もブルックナーの慟哭と神の言葉の対比が自然に語れていました。第3楽章は躍動感とそのコントラストのトリオのしみじみとした歌が素晴らしく、第4楽章も宇宙的な音楽とブルックナーの一番幸せな時期の心情が出ていて素晴らしかった。
次回は来年2月12日同じく杉並公会堂でマーラーの9番です。
hakaru matsuoka
| 固定リンク
コメント
松岡先生こんにちは!
20日は素敵な演奏会ありがとうございました!
ほぼ満席で会場も熱気に包まれてましたね。
ピアノの演奏がよく見える席でしたが
指の動き、繊細な音色、惚れ惚れとしてしまいました。
オーケストラと息もぴったりで、最高の演奏でした!!
後半は仕事の都合で残念ながら退席させて頂きました。
また土曜日の演奏会を楽しみにしています(^_^)
投稿: 中村恵子 | 2017年8月22日 (火) 11時15分