6月19日所沢フィル第37回定期公演終了
松岡究です。
昨日所沢ミューズアークホールにて所沢フィルの演奏会を指揮いたしました。今回は3回目の客演です。
曲目はワグナー:タンホイザー序曲、シューベルト:未完成、そしてサン・サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」
タンホイザーはグレートの4楽章と同じくらい弦楽器にとっては負担のある曲です。しかしながらオケは最初からいい流れの音楽を作っていたと思います。
次の未完成はオケの皆さんが本当に心を砕いて演奏した素晴らしい演奏でした。お客様も集中して聴いているのが良く分かりました。その曲の持つ深さの何かが伝わったのではないかと思います。
そして最後のオルガン付き。この演奏もとてもいい流れを作り出せた演奏でした。オルガンを弾いていただいた川越さんも素晴らしく、オケとオルガンが一体となった演奏。アンコールはエルガーの威風堂々第1番。オルガンにも入っていただき、力強さと荘厳さがよく表れた演奏で、曲の最後は演奏の終わる前から拍手になりました。
大変素晴らしい気持ちの良い演奏会でした。
これからの所沢フィルのご発展を心より祈念しております。
hakaru matsuoka
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