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2015年12月21日 (月)

12月20日神奈川大学管弦楽団第66回定期公演終了

松岡究です。

昨日鎌倉芸術館におきまして神大定期公演終了しました。

近年このオケは力をつけてきましたが、昨日のコンサートでもそのことをしっかりと証明してくれました。

1曲目J・シュトラウスの「皇帝円舞曲」。学生がウィンナワルツをやるというのは大変難しいことです。あの独特な洒脱の感じというのは、大人の音楽。いいコンセントレーションの元、開幕にふさわしい感じで始まってくれました。

2曲目はチャイコフスキーの白鳥の湖~抜粋。2曲目のワルツで拍手が起こるといううれしいハプニング。これはとりもなおさず、学生たちの演奏がよかったから起きた現象です。そして終曲まで、安定感のある演奏で、白鳥湖の世界を描いてくれました。

休憩後はチャイ5.。今まで中々うまくいかなかった冒頭部がきれいに決まって、いい滑り出し。2楽章のホルンのメロディーは一昔前のプロオケでもよくつぶれていたところですが、本当に美しい音色で吹いてくれました。3楽章も難しいワルツですが、とてもいい流れができていました。4楽章は一部ちょっと乱れはあったものの、最後は圧巻の表現。全体を通してみんなが、アンサンブルしようという意欲とよく聴きながら音楽する姿勢になっていたところが、昨日のコンサートを素晴らしいものにしたと思います。

アンコールは例によって、ホルストの惑星~木星。今回6回目ですが、もうみんなの中に音楽として受け継がれているものがあって、大変堂に入った感じがありました。もう神大オケの伝統ですね。

     hakaru matsuoka

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2015年12月16日 (水)

12月13日浜松交響楽団第79回定期公演終了

松岡究です。

13日に浜松アクトシティーで行われました浜響定期、素晴らしい演奏会になりました。

オールベートーヴェンプロでコリオラン序曲、皇帝、Vn協奏曲の3つ。ピアノは犬飼新之介さん、ヴァイオリンは戸田弥生さん。

久しぶりの浜響、10月28日に最初の練習時には、「何だこりゃ!」てな音しか出せない感じで、いったいどうしたのか聞いたら、半年間毎回初見大会になっていた由。宮川さんの新作のミュージカルにかかりきりになっていたようです。それは公益財団としては素晴らしい仕事だったと思いますが、オケとしては半年充実感のないまま過ごしたことになります。それが出たのですね。しかし少しずつ調子を取り戻し、本番では大変集中力のある充実した演奏になりました。

第一にソリストお二人が素晴らしかったこと。ピアノの犬飼さんは普段はドイツで活躍のピアニストで、浜松の生んだ素晴らしいピアニストの一人です。明るい性格と素晴らしいピアニズムを持っておられて、格好いい皇帝でした。

戸田さんはもう押しも押されもせぬ日本を代表するヴァイオリン奏者。一緒にやっていてしびれました。何がいいって?!・・それはもう一緒にやっていて本当に楽しかったです。

最初のコリオランは少し硬かったけど、みんな集中しているのが手に取るようにわかって、よかったと思います。

次回の80回定期(2016年3月6日)も指揮する予定です。オケとは「展覧会の絵」その他をやるのですが、第3部がなんと石川さゆりさんとの共演!天城越え、津軽海峡冬景色なんかをやることになっております。

       hakaru matsuoka

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2015年12月 1日 (火)

11月29日 第29回鳥取県民による第九米子公演終了

松岡究です。

今回米子で第九を指揮するのは9回目です。その9回の中では一番の出来だったと思います。

合唱団とは毎年のように宗教曲を中心とした演奏会を指揮させていただいていますが、第九になると新しい人も増え活気が出てきます。25年前に初めて指揮させていただいたときに比べると隔世の感があります。みんなが叫ぶのではなく、音楽的になってきました。第九は合唱としては難曲中の難曲です。音程を取るのも本当に難しい、歌いづらい曲なのです。それをよく克服して歌っていたと思います。現地の指導者を始め、みなさんの努力が報われたと思いました。

オーケストラも基本的にはミンクス室内オケと米子管弦楽団の合同オケに何名かのエキストラが加わった臨時編成です。しかし特に米子管弦楽団のメンバーの方たちが近年演奏能力が高くなってきていると思わせるに十分な手応えがありました。ミンクス室内は毎年一緒にやっているのですが、こちらも同様に2週間前の魔笛を始め、富みに音楽的になってきました。両オケともに進歩してるのですね。

ソリストは徳山奈々さん、塩崎めぐみさん、土崎譲さん、吉田章一さんの4人、この4人もアンサンブルを大事にしてくれ、主張するところは主張し譲るところは譲り合い、とても素晴らしい歌唱でした。

次回お会いできた時にはみなさんがどう成長しているか楽しみです。

      hakaru matsuoka

 

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