合唱団「アレス・クラー」第6回定期公演(創立10周年記念)終了
松岡究です。
本日、武蔵野市民文化会館小ホールにおきまして、アレス・クラーの演奏会を指揮いたしました。
月に2回という練習をベースにゆっくりと歩を進めてまいりましたが、今日の演奏会は今までの集大成というのに相応しい内容であったように思います。
最初の幼年連禱は女声を左右に振ったせいかピアノの聞こえ方が違うのか、指揮を見ていないのか、女声のズレが気になりました。そんなに悪い歌を歌っているわけではないのに残念でした。
次の木下牧子の無伴奏曲集はみんなが楽しんで集中して歌っていて、いい時間が流れたのではないでしょうか?
前半の最後はチルコットの編曲による日本の歌5曲。チルコットがどう日本の歌を理解して編曲しているか、とても興味深い編曲でした。結局は日本語で歌ったのですが、英語での歌もありかなと考えています。
演奏会の最後はユニフィルのトップメンバーとソプラノの松尾香世子氏に協力していただいて、ラターの室内楽版による「レクイエム」。パイプオルガンが使えなかったのは大変残念なことでしたが、素晴らしいアンサンブルと、アレス・クラーの今までの集大成が確実にあったのではないでしょうか。この合唱団にはゆっくりでいいから確実にいい歌を歌う合唱団になっていってほしいものです。
hakaru matsuoka
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