« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »

2013年4月26日 (金)

4月26日に帰国しました

松岡究です。

今日帰国しました。シュトゥットゥガルト~ベルリン~ハンブルグ~ウィーンと移動したのですが、私にとってやはりベルリンは外せないところですが、フライブルグバロックオケやカンブルランの現地での指揮姿、ハンブルグ、そしてウィーンフィルの定期を初めて聴いたことも、良かったと思います。

ヨーロッパに行くと本当に歩きますね。ちなみに初日からの各日の歩数を書くと

4800~26000~16000~16500~18200~7200~23900~15200~17200~18000歩(下2桁の端数は切り捨て) とまあざっとこんな感じです。初日はホテルに入っただけの日ですし、7200歩の日はハンブルグに移動した日です。夜や夕方に入ったので、市内をあまり動いてない証拠です。

     hakaru matsuoka

| | コメント (1)

2013年4月25日 (木)

金曜日に日本に着きます

松岡究です。

今日はヤンソンスの指揮するウィーンフィルを聴いてきました。81ユーロなのに・・・席は立ち見席の前。何ということ!!!おまけに前の老婦人は曲の間中プログラムをせっせと見て落ち着かないので、頭があっちこっちに動いて辟易。おまけにものすごい香水!鼻がもげるかと思いました。

演奏はだいたい予想通り。ヤンソンスの職人技は一級品で、どの曲も過不足なく聴かせ、まったく危なげない演奏。ハイドンが94番と88番、レ・プレにバルトークのマンダリンというプロ。

ハイドンはウィーンフィルの美観をそのまま生かした秀演で、ウィーンフィルの発音の美しさが遺憾なく発揮された美しい演奏。レ・プレはオーソドックスというかカラヤンのようなドイツ的な演奏。(オーボエの例のソロ、難しいのかな。音がひっくり返りそうになってかなりやばかったです。)最後のマンダリンもウィーンフィルの旨さを生かした職人技。でも私はこの人にはなにか深さをいつも感じないのです。彼は第一級の職人でオケの機能を活かすのは大したもの。また素晴らしいエンターテイナーでもあります。でも・・・・・彼の演奏をヒューマニティーにあふれた(実際人間的にはとてもいい人だと聞いています)・・・ということもできるとは思いますが、どうなのでしょうか?でもバルトークはウィーンの老紳士・老貴婦人にはまだ現代音楽なのでしょうか?結構早く席を立つ人がたくさんいてびっくり。「保守派ウィーン」をちょっとだけ垣間見た感じでした。

明日ウィーンを発ってミュンヘン経由で帰国します。

    hakaru matsuoka

| | コメント (1)

2013年4月24日 (水)

旅行その2

松岡究です。

昨日ウィーンに入りました。ハンブルグ入りの時は思わぬアクシデントにあって、その日に予定していたハンブルグの市立美術館等は結局見ることが出来ず残念。翌日にと思いきや月曜はほとんどの施設が休館、万事休す!旅には思いもかけないことがつきものです。

ウィーン行きもルフトハンザがストライキをしていて、ハラハラドキドキ。ストは解除になってほっと一安心でした。聞くところによると、ルフトハンザでチケット購入したものの運行はチロリアン航空。チロリアン航空はストをしていなかったので、どちらにしろ大丈夫だったようです。

ウィーンについて、まずムジークフェラインとシュターツオパーに行ってチケットを引換ようと思ったのですが、シュターツオパーの方は2日前までにチケットを引き取らないと無効になるということで、私がリザーブしていたチケットは既に他人の手に。意気消沈してチケットボックスを出ると公認?のダフ屋が声をかけてきました。彼らはなぜかAUSWEIS(証明書)を首からかけているのです。「安いチケットがあるからどうか?」と。アンドリス・ネルソンスを一度見てみたかったので、すぐに買うと言いました。そうすると12ユーロのチケットでNo normaltiketと書いてあります。それを45ユーロでゲット。「90ユーロで予約していたのが45ユーロになったらまあいいか」なんてちょっと複雑な気持ちになりながら、本当に入れるのかなあ?と思いつつ19時に会場へ。無事は入れて「ラ・ボエーム」を見るとこができました。

ネルソンスはエネルギーの塊のような人で、すべての音を振らないと我慢ならない感じ。でも繊細なところはさすがにいい音を出していました。10年後にどう成長しているのか、その時にもう一度聞いてみたいと思いました。演出はゼッフィレッリ。もう30年くらいかかっている演出で、ブダペストに留学していた折にウィーンへ出かけて見ました。またデュッセルドルフでも同じ演出で見ましたし、多分メトロポリタンも同じ演出だったと思います。2幕の舞台と上下2段にしたその上を鼓笛隊が行進していくさまや、3幕の雪の降る冬のシーンは大好きな演出です。20世紀の中での名演出の一つでしょうね。

今日はヤンソンスの指揮するウィーンフィルを聴いてきます。

     hakaru matsuoka

| | コメント (1)

2013年4月22日 (月)

4月16日からドイツとウィーンを旅行してます

松岡究です。

4月16日に成田を発ってミュンヘン経由で一路シュトゥットゥガルトへ。ホテルへ午後8時半ころチェックインして、その日はそのまま休みました。翌日はシュトゥットゥガルトが初めてだったこともあり、いろいろ見て回りましたが、中でもルートヴィッヒブルク城の庭園は良かったですね。久しぶりにヨーロッパのスケールの大きさを垣間見た感じがしました。そしてその夜はシュトゥットゥガルト歌劇場で、今読響のシェフのカンブルランの指揮するシェーンベルクの「幸福の手」とヤナーチェクの「運命」の2本立てを見ました。シェーンベルクの主役は日本人の石野繁男さん。実に柔らかい無理のない声で歌い、演技も素晴らしく鬼気迫る感じでよかったですね。後半のヤナーチェクは、合唱のうまさが光って、今まで聞いた歌劇場の中でもこの合唱団はピカイチではないでしょうか!カンブルランはうまくオケをまとめあげていましたが、僕の好みとしてはもう少しドラマとして切り込んで欲しかったところです。

18日からはベルリンに行きました。18日がフライブルクバロックオケ、19日がラトルの指揮するベルリン・フィル、20日がミハエル・シェーンバントの指揮するベルリン・コンサートホールオケ。フライブルクのバロックオケはゴットフリート・フォン・デァ・ゴルツが率いているオケですが、私がベルリンにいるときはなぜか聞く機会に恵まれず、今回初めて聞きました。一言で言うと圧巻!ハイドンの交響曲を2つ(86番と104番「ロンドン」)そしてモーツァルトのクラリネット協奏曲(他にゴルツのヴァイオリンでザロモンのロマンツェ)。クラコンとロンドンは何度かやったことがあるだけに、こんな世界があったのかと改めて音楽のそこの深さを思い知らされた感じでした。ソロを吹いたロレンツォ・コッポラはバセットホルンでもないクラリネットでもない、彼の話によるとモーツァルトが魔笛やティトやコシ、レクイエムを書いた時に使っていたであろう楽器を復元して、あたかも2人の歌手(ソプラノとバリトン)がその中にいるように~彼の言葉によると~作られた楽器を吹いていました。それは夢のように美しい響きで、今まで聞いたことのない音色とピアニッシモ、そして本当にソプラノとバリトンのキャラクターが吹き分けられる技に聞き惚れてしまいました。この演奏を聴いただけでも今回来た甲斐があったというもの!!ロンドンも実に開放感のあるめまぐるしい音の世界を十分に堪能しました。

2日目のベルリン・フィルは最初がルトスラウスキのオーボエとハープのための協奏曲(ジョナサン・ケリーとマリー・ピエール・ラングラメント)、2曲目がカヴァコスをソロに迎えたデュティユーのヴァイオリン協奏曲、そしてベートーヴェンの田園というプロ。

まず最初の2人のソリストのうまさは素晴らしい。特にケリーのオーボエはピアニッシモが美しく、悲しく響いていました(時には激しく)。曲はクラスター的なものとか語法が古臭くてピンとは来なかったけど、2人の旨さは格別。2曲目はちょっと期待はずれ。カヴァコスの鋭いヴァイオリンに期待していたのだけれど、曲が地味でデュティユーの言いたいことはやはりわからなかったまま終わってしまいました。私にとってデュティユーはちょっと悪い意味で遠い存在です。

後半の田園はラトルの持ち味が存分に発揮された怪演(快演)といってもいい演奏。指揮者としてあの楽譜から、ここまで読み取っているのかと頭を下げたくなりました。第2楽章の小川の流れはともかくも小鳥のさえずり、風の音・それになびく草花、本当に描写音楽!パユとマイヤーオッテンザマーの掛け合いは妙手の神業。あっけにとられてワクワク!

あ~本当に来てよかったな、またまたと思えたベルリン2日目でした。

3日目はベルリンコンサートホールオケ。ツェートマイヤーのヴァイオリンで、ブラームスのコンチェルト、それにツァラトゥストラ。最初にアブラハムセンという人が編曲したドビュッシーの「子供の領分」。前日前々日がすごかっただけに、この日はとてもいい演奏なんだけど、「ふ~ん」てな感じになったしまいました。シェーンバントはいい意味で職人気質の人、ある一定の水準は保つんだけど、それ以上のものはないですね。膝の曲げ伸ばしがずごく気になって(勉強になったけど)、音楽がずっしりと安定感のある響きにはならないもどかしさがあって、ずっと表面的に(綺麗ではあるけど)流れてたという感じでした。

今日(21日)は、ハンブルクに移動しました。しかし乗ったICEがベルリンハウプトバーンホフを出て10分も経たないうちに故障。ものすごい音がして列車は急停車。2時間立ち往生の末近くのシュパンダウというところまでなんとか動かして、デュッセルドルフ行きのICEに乗って、それからハノーファーで乗り換えてくれと言われました。そしてそのハノーファーからケルンの方から来たハンブルク行きのICEに乗って計6時間かけて移動しました。事故がなければ1時間45分で着くはずだったんだけど。やっとチェックインして今このブログを書いています。今日はハンブルクでは何もコンサートやオペラを予約してなかったのが不幸中の幸い!

旅にはハプニングがつきものですね。

あすはシモーネ・ヤングの指揮するハンブルク・フィルそして23日からはウィーンに行きます。

      hakaru matsuoka

| | コメント (1)

2013年4月15日 (月)

中野区民交響楽団第54回定期公演終了

松岡究です。

昨日中野ゼロホールにおきまして、中野区民交響楽団の演奏会が終了いたしました。

曲目はボロディンの2番の交響曲、リストの「レ・プレリュード」、それにレスピーギの「ローマの松」。

ボロディンの曲は、曲に構成力がないので、どう持っていくべきか判断の難しい大変な曲でしたが、皆さん集中して取り組んでくれ、特に第3楽章はとてもいい演奏でした。

リストは、最後が少々スタミナ切れになった感がありましたが、丁寧ないい演奏でした。

ローマの松は、みんなの力が存分に発揮されました。ゼロホールを存分に鳴らして、また繊細な部分もよく歌ったいい演奏でした。

      hakaru matsuoka

| | コメント (0)

2013年4月 2日 (火)

3月31日岡山ジュニアオーケストラ第15回スプリングコンサート終了

松岡究です。

3月31日に岡山市民会館で行われた岡山ジュニアオーケストラのコンサートが終了いたしました。今回は盛りだくさんのプログラムで、まずブリテンの「青少年のための管弦楽入門」、ついで映画音楽から「E・T」「レイダースマーチ」、後半が「カルメン」第1・2組曲。

最初のブリテンはやはり最初だということもあって、練習では見られなかったミスが目立ち、ちょっと集中力にかける演奏になってしまいました。音楽が青少年のためのというよりは、大人でも理解力のいる音楽。もう少しイメージが持てたら良かったかもしれないですね。語りの松本純さんはNHKのアナウンサー。さすがにプロだけあって、言葉がはっきり聞き取れます。よく素人の方がやることがありますが、滑舌の良さはプロとは全く違うので、そのへんは言葉と声を修行した人にかないませんね。松本さんありがとうございました。

打って変わって映画音楽はその出来をひっくり返すくらいの力演。みんなが楽しんでやりました。でもこの2曲は特に金管にとっては過酷すぎるほどの難曲。よくみんな頑張りました。

休憩後のカルメンは、各場面やオペラの内容を彷彿とさせるほどの素晴らしい出来。もちろんミスがなかったわけじゃないですが、そんなことよりみんなが思いっきりやって、持てる力を十分に発揮できたのが良かったですね。

後援会長の両備グループCEOOの松田さんは、「絶妙のリズム感で素晴らしかった」と言っておられましたよ。

アンコールは「パイレーツ オブ カリビアン」。みんなノリに乗って、この演奏会を締めくくりました。

        hakaru matsuoka

| | コメント (0)

« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »