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2012年5月26日 (土)

早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団第66回定期演奏会終了

松岡究です。

本日、大田区民ホール「アプリコ」にて早稲フィルの演奏会を指揮いたしました。無事終了いたしました。

このオケは早稲田の学生に限らず、いろんな大学から集まってきている所謂インターカレッジ的な性格のオケです。そういう集まりであると、尚更年度の初めというのは新しい執行部になってからという理由もあって、何かとまとまりに欠けるきらいがあります。早稲フィルもご多分に洩れず、練習ではそういった面も垣間見えたのですが、今日の演奏会は、それを払拭!素晴らしい集中力でまとまったのは、指揮していて大変気持のいいものでした。

ヘンゼルとグレーテル序曲は、ワーグナーが子供のお面をかぶっているような作品で、安易に飛びつくと大火傷してしまう曲ですが、若干硬さもありましたが、良くまとまった演奏になりました。

ドビュッシーの小組曲は、これも下手をすると野暮ったいセンスのない演奏になりがちの曲ですが、彼らは自ら楽しんで、曲の持つ美しさをよく表現できていたと思います。

最後の悲愴。最初から最後まで素晴らしい集中力が途切れず、練習ではうまくいかなかった所がかなりうまくいったり、本番でしかなしえない表現というものもあって、勿論今日の白眉!今日これだけのまとまったオケになれたことは、早稲フィルにとって大変良かったことだと思っています。

また来年5月19日神奈川県立音楽堂で彼らと共演します。

        hakaru matsuoka

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コメント

会長の水島です。この度はどうもありがとうございました。ヒヤヒヤ聴いていましたが、「悲愴」は学生オケならではの驀進があって、プロでは聴けない、この曲の極限をみた瞬間がありました。それもこれも松岡さんのご指導のたまものと、感謝いたします。
おっしゃるように、大学のオケのため、1年ごとに4分の1ずつ入れ代わるだけでなく、他の大学のメンバーも入ってくるため(私の顔を知らない団員もいます)、まとまりという点ではいま一つの面があります。でも、これまたおっしゃるように、本番では見事にそれを払拭して一体化します。これが早稲フィルの強みかもしれません。でも、課題も多く、執行部を中心に検討をはじめると聞いています。今後とも、どうぞよろしくお願いします。来年も楽しみにしております。

投稿: 水島朝穂 | 2012年5月27日 (日) 10時34分

早稲田フィルの悲愴を聴かせていただきました。数多くのCDや凡庸な演奏で食傷気味な曲ですが、学生達の集中力、推進力、高揚する様を聴いて感銘を受けました。松岡先生の指揮(テンポ、強弱など効果狙いでなく説得力のある)が、曲を新鮮に聴かせる結果になっていました。学生達共々、素晴らしい演奏を聴かせていただき有難うございました。

投稿: 赤石友也 | 2012年5月27日 (日) 13時34分

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