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2011年4月 8日 (金)

雑感

松岡究です。

今年の秋の演奏会の計画や学校周りが中止になった旨お知らせいたしましたが、本当はこういう時こそ、被災地を回って演奏会ができないものかと考えてしまいます。指揮者とは自分では何もできない存在なんだとつくづく思い知らされます。音を自分では出さない唯一の音楽家、そこにはやはり音を出す(演奏する)仲間がいて初めて指揮者の存在意義があるのですよね。改めて皆に感謝の念を抱く毎日です。

原発の問題はどうやらスリーマイル島の事故以上の評価6になるそうですね。スリーマイル島の時は避難は1週間ほどであったそうですし、対応が極めて速く、事故後の作業はかなりスムーズだったそうです。こうやって避難ももう1カ月。原発は何事もなければこんなにもクリーンで環境にやさしいものなのに、いったん問題が生じるとここまで影響を及ぼしてしまう。やはり考えの甘さがあった、慢心であったということなんでしょうか。東電の方が涙ながらに会見をしている画面をみると、やるせなさを感じるとともに、一体責任はどこに?と思ってしまいます。

原発を非難することは簡単です。非難で終わっては仕方がないです。これからどうしていくか、我々は前向きにいろんなことを考えていくべきだと思います。

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