映画「ドン・ジョバンニ」と3D「タイタンの復讐」
松岡究です。先月2本の映画を久しぶりに映画館に行って見ました。一つは「ドン・ジョバンニ」もう一つは、「タイタンの復讐」
「ドン・ジョバンニ」はモーツァルトよりダ・ポンテに焦点が当てられており、それなりに楽しめたのですが、30年前の「アマデウス」の衝撃と感動には遠く及びませんでした。しかしダ・ポンテの放蕩ぶりも、当代きっての劇作家になった経緯も描き方が希薄で、「ドン・ジョバンニ」にかける気迫も希薄><
「タイタンの復讐」は3D。初めて見ましたが、それほど立体的な感じはしなかったなあ。普通の画面で見えもそんなに遜色ないと思いました。この映画だったからそう思ったのかよくわかりませんが。内容もあの膨大なギリシャ神話の描くには心理描写が希薄な感じがしました。やはりエンターテイメントとして見なければ楽しめないのでしょうね。
両方とも「満足」にはちょっと距離がありました。
hakaru matsuoka
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