浜松交響楽団第65回定期公演終了
松岡究です。浜松交響楽団の演奏会が終了いたしました。曲は長尾春花さんのヴァイオリンでモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番、ブルックナーの交響曲第8番の2曲。
長尾さんは若干19歳のまだ芸大の1年生。しかし日本音楽コンクール(毎コン)1位や今年のロン・ティボーで5位と才能溢れる若手です。浜響のオーディションに応募、勿論1位で合格して今回の共演となりました。若いエネルギーに溢れた大変推進力のある演奏で、共演してて楽しかったです。
後半のブルックナーは浜響にとって、記念碑的な素晴らしい演奏になりました。ともするとモノトーンの演奏になりがちなブルックナーの交響曲を一貫した素晴らしい集中力といろんな色を使って奏でてくれました。
hakaru matsuoka
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コメント
松岡先生こんばんは
お初に書き込みさせていただきます。
私は7日の先生の演奏、もう、第1楽章の冒頭から涙を流して聴かせて頂いておりました。
浜響鬼神の名演奏と思います。弦楽のアンサンブルの素晴らしさ、ホルンとの掛け合いの妙、緩徐楽章におけるハープの響き、難しいワグネルチューバも堪能しました。
「宇宙の響き」って、売り文句でしたが、ワタシには「天上の響き」って感じでした。
終楽章、冒頭主題における金管の太い響きと、ティンパニの強打に痺れっぱなし。そして、その主題のリフレインの部分でまた涙、涙…。
凄い演奏だったと思います。
以前の(同じく松岡先生指揮の)マーラー第9番以来の大曲、そして感動をありがとうございました。
投稿: にこらす | 2008年12月10日 (水) 22時37分