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2008年5月 2日 (金)

出雲大社「平成の大遷宮」2

松岡究です。昨日出雲大社の平成大遷宮に伴う、本殿公開に行ったことをお伝えしましたが、今日は少々詳しくお伝えしたいと思います。

4月28日から5月10・11日(ベートーヴェンの7番他、ミンクス室内オケ定期とアザレアの街音楽祭オープニングコンサートの指揮)と6月1日(米子公会堂・米子市音楽祭50周年記念コンサートの指揮)のリハーサル目的で米子に滞在しており、このオーケストラでオーボエを担当している20年来の友人である古川さんの勧めもあって、たまたま時間ができた30日に出雲大社に御参りしたわけです。

朝8時8分発の「あさかぜ」というなんと2両編成の特急で出雲市へ行き、約20分の待ち合わせで、一畑電鉄に乗り換えて出雲大社へ。しかしこの電車も何と1時間に1本しかありません。出雲大社へは川跡という駅で乗り換えます。

大社駅から大社本殿までは、改札を出ると右へ歩いて約1キロでしょうか。歩くにはちょうど良い距離です。大きな鳥居を抜けると松の大木が並ぶ参道をずっと歩いていきます。その後は昨日書いたとおりですが、本殿に上がる前に約20人ずつのグループに分けられ、回廊を右回りに前のグループが見終わるまでそれぞれの3つの回廊で待つことになります。最後に正面に来たときに簡単な説明と天井の「八雲之図」を見ることができます。

その後は彰古館でたくさんの大黒様を見、本殿の周りを一周して、隣の島根県立古代出雲歴史博物館に移動。チケットを買ってはいると、まず正面に「古代御本殿心御柱」が展示されてありました。この巨大な柱が発見されたことで、いろんな学者によって古代の出雲大社のあるべき姿が模型で作られたことは有名な話ですが、実際にその模型を見ると(5つ違う学者による模型が展示されてありました)その本殿に向かう長い壮大な階段?と本殿を見ると、是非タイムスリップして実際に見てみたいというロマンを掻き立てられました。時間がなく大急ぎで見て回ることになり、もう少し時間がほしいところでした。次回はじっくりと見たいものです。

その後大社の鳥居のすぐ隣にある「高田屋」という和菓子店でカステラと羊羹を買って、また大社駅から今度はそのまま一畑電鉄で松江宍道湖温泉駅という終点まで約1時間の旅。宍道湖の北側を撫でるように走っているので、その車窓は大変素敵です。松江宍道湖駅からバスに乗ってJR松江駅へ。今度は普通列車(ワンマン)に乗り米子に帰ってきました。ホテルに4時ころ着き、一休みした後、夜は仕事。

仕事で地方に行くことが多いのですが、ほとんどがホテルと仕事場・本番会場くらいしか知らないものです。しかし今回こういう時間が取れて大変良かったと、感謝しております。

   hakaru matsuoka

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