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2008年5月24日 (土)

東京ユニヴァーサルフィルとの飯田市音楽鑑賞教室終了

松岡究です。昨日長野県飯田市を中心として、その周辺の小・中学校を回り、一日3回(1回が1時間)、計15回の本番を大成功裏に終え、自宅に戻ってきました。

その昔、「ここに泉あり」という映画があり、群馬交響楽団の学校廻りの様子をドキュメンタリータッチで描いていました。しかし今も存在するのです。ホールに児童・生徒が来て鑑賞することもありますが、ほとんどは学校を訪ね、その学校の体育館で演奏します。確かに肉体的には大変な仕事ですが、われわれにはそれ以上の御褒美が毎回待っています。それは子供たちの純粋な音楽・演奏に対する反応です。間直にオーケストラを見・聴く子供たちの目は輝いており、また演奏に対する彼らの反応はわれわれに勇気をあたえ、また音楽をないがしろには決して演奏できないというプロ魂を思い起こさせてくれます。

皆さんは意外に思うかもしれませんが、ホールに生徒を集合させて行う教室と体育館でやる教室では、体育館でのコンサートのほうがはるかに質の高い教室になる野は面白いことです。舞台と客席の垣根がなく、そこの空気や雰囲気等を共有しているからでしょうか。

ヨーロッパではクラシック音楽離れが加速度的に進んでおり、コンサートやオペラの観客の8割近くは裕福な老人です。若い人がクラシックを全く聴かなくなってきています。それに気付いた音楽家たちは、やっと様々な(ワークショップやオペラ作りの見学、料金の安い短時間のコンサート等)子供のための鑑賞教室に最近力を入れ始めました。今まではコンサートやオペラを売り込みもせず、ただホールやオペラハウスに客が来るのを待っていただけなのです。怠慢が今の状況を生んだともいえます。

子供たちはわれわれ音楽家にとって次代の観客であり、また同僚でもあります。有形のものばかりに目を向けず、無形のものにこそ人を感動させ、人生を豊かにする何かがあると子供たちに気付いてもらえれば、大変うれしいです。

   hakaru matsuoka

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2008年5月15日 (木)

美保神社に御参りしてきました

松岡究です。5月9日から13日までミンクス室内管の演奏会と米子第九合唱団の6月1日のコンサートの練習で米子に滞在しておりました。帰京する13日は久々にゆっくり帰ろうと思い、皆生温泉でゆっくりした後、15時40分の飛行機を予約していたのですが、その飛行機に不具合が発生し、その代替として沖縄から代わりの飛行機を持ってくるまでの2時間半、急に思い立って空港からタクシーで美保神社へ。

ここは恵比寿様の総本山で大黒様の出雲大社と並んで、ぜひ行きたかったところでした。鄙びた趣のある漁村と美しい海を後目に、一路美保神社へ。その鳥居をくぐると空気が違うのに大変感動しました。神々しい澄んだ空気が神社の中に満ちており、大いに気持ちがリフレッシュされました。

行き帰りで約1時間、空港に着くと予定より早く飛行機が着いたとかで、もう搭乗が始まっていました。一瞬ヒヤッとしましたが、思わぬ神様からの恩に大いに感謝いたしました。

   hakaru matsuoka

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2008年5月13日 (火)

5月10・11日のコンサート終わりました。

松岡究です。10日は米子コンヴェンション小ホール、11日は倉吉未来中心大ホールでのコンサートでした。米子では立ち見のお客様もあり、大変な盛況でした。また倉吉ではアザレアの街音楽祭のオープニングをもう15年ほど毎年やらせて頂いています。 基本的にはアマチュアのオーケストラでありながら、土日の練習を2度ほどやってゲネプロ・本番ができるオーケストラはなかなかないでしょう。このオケは最初の練習からかなりのレヴェルでの合奏が可能です。少しずつ新しいメンバーを加えながら、基本的に同じメンバーで20年付き合ってきました。一人ひとりが毎年音楽的に熟練し、したがって音楽の熟達度は毎年高くなってきています。 今回のベートーヴェンの7番、メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」、ヴァイオリン協奏曲(このオケの主宰者の吉田明雄さんのソロは、合わせる度に進化していきました。)は音楽的にとても高いレヴェルで演奏できたと思います。 コンサートをお聞きになられた方の忌憚のないご批判・ご批評をよろしくお願いいたします。     hakaru matsuoka

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2008年5月 6日 (火)

5月10・11日のミンクス室内管弦楽団コンサート

松岡究です。

5月10日米子コンヴェンション小ホール、11日倉吉未来中心大ホール(アザレアの街音楽祭オープニングコンサート)にて、ミンクス室内管弦楽団(倉吉未来中心ではアザレア室内管弦楽団として)のコンサートを指揮いたします。

曲目はメンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲、ヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェン:交響曲第7番以上の3曲です。ソロは米子が吉田明雄さん(このオケのコンサートマスター)、倉吉が門脇志保さん。

もうこのオケとは20年来の付き合いで、毎年5月第2土曜と日曜にコンサートを開催しています。新しいメンバーを少しずつ加えながら、決まったメンバーで音楽をやっていると、このオケが確実に音楽的に熟してきているのがわかります。メンバーも鳥取・島根両県に限らず東京、大阪、神戸、広島、岡山、そして今回はわざわざアメリカから帰国して参加するものもいます。それぞれのメンバーにとってこのオケは大変重要で、それだからこそ大変短いリハーサル(2~4回の合わせ)で大変クオリティーの高い演奏をします。

どうぞ皆様こぞってお出かけください。

また今回は前日の9日に米子文化ホールにて、午後7時から公開リハーサルを行います。少しお話をしながらのリハーサルです。興味のある方はどうぞこちらにもお出かけください。

   hakaru matsuoka

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2008年5月 2日 (金)

出雲大社「平成の大遷宮」2

松岡究です。昨日出雲大社の平成大遷宮に伴う、本殿公開に行ったことをお伝えしましたが、今日は少々詳しくお伝えしたいと思います。

4月28日から5月10・11日(ベートーヴェンの7番他、ミンクス室内オケ定期とアザレアの街音楽祭オープニングコンサートの指揮)と6月1日(米子公会堂・米子市音楽祭50周年記念コンサートの指揮)のリハーサル目的で米子に滞在しており、このオーケストラでオーボエを担当している20年来の友人である古川さんの勧めもあって、たまたま時間ができた30日に出雲大社に御参りしたわけです。

朝8時8分発の「あさかぜ」というなんと2両編成の特急で出雲市へ行き、約20分の待ち合わせで、一畑電鉄に乗り換えて出雲大社へ。しかしこの電車も何と1時間に1本しかありません。出雲大社へは川跡という駅で乗り換えます。

大社駅から大社本殿までは、改札を出ると右へ歩いて約1キロでしょうか。歩くにはちょうど良い距離です。大きな鳥居を抜けると松の大木が並ぶ参道をずっと歩いていきます。その後は昨日書いたとおりですが、本殿に上がる前に約20人ずつのグループに分けられ、回廊を右回りに前のグループが見終わるまでそれぞれの3つの回廊で待つことになります。最後に正面に来たときに簡単な説明と天井の「八雲之図」を見ることができます。

その後は彰古館でたくさんの大黒様を見、本殿の周りを一周して、隣の島根県立古代出雲歴史博物館に移動。チケットを買ってはいると、まず正面に「古代御本殿心御柱」が展示されてありました。この巨大な柱が発見されたことで、いろんな学者によって古代の出雲大社のあるべき姿が模型で作られたことは有名な話ですが、実際にその模型を見ると(5つ違う学者による模型が展示されてありました)その本殿に向かう長い壮大な階段?と本殿を見ると、是非タイムスリップして実際に見てみたいというロマンを掻き立てられました。時間がなく大急ぎで見て回ることになり、もう少し時間がほしいところでした。次回はじっくりと見たいものです。

その後大社の鳥居のすぐ隣にある「高田屋」という和菓子店でカステラと羊羹を買って、また大社駅から今度はそのまま一畑電鉄で松江宍道湖温泉駅という終点まで約1時間の旅。宍道湖の北側を撫でるように走っているので、その車窓は大変素敵です。松江宍道湖駅からバスに乗ってJR松江駅へ。今度は普通列車(ワンマン)に乗り米子に帰ってきました。ホテルに4時ころ着き、一休みした後、夜は仕事。

仕事で地方に行くことが多いのですが、ほとんどがホテルと仕事場・本番会場くらいしか知らないものです。しかし今回こういう時間が取れて大変良かったと、感謝しております。

   hakaru matsuoka

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2008年5月 1日 (木)

出雲大社「平成の大遷宮」

松岡究です。昨日(4月30日)出雲大社に行ってまいりました。高校の修学旅行以来の訪問でした。ちなみに高校のときの修学旅行は、秋芳洞・秋吉台~萩・津和野~出雲大社・日御碕と言うルートでした。

出雲市駅で一畑電鉄に乗り換え、出雲大社下車。そこから右へ行くとすぐ大きな鳥居があり、約7・800メートルの参道が続きます。その参道には大きな松が連なり、神様の住んでいらっしゃる所へいく様な雰囲気に満たされていきます。もうかなりの人出があり、お目当ての本殿に行くとテントが張ってあり、そこで本殿を拝観するための記帳をしました。待つこと約30分、靴を脱いで本殿に上がり、右回りに本殿を一周。そうして最後に正座して、天井の八雲之図を拝見しました。神様は平成25年まで仮本殿に引越しなさり、今年から5年間、約80億円かけて本殿を修復するそうです。八雲之図は約230年一度も塗り替えられることなく、今も色鮮やかに天井に描かれていました。

60年に一度の修復が義務付けられている、ということは今年をはずすと60年先にしかまた見れないということです。もし時間ができるのであれば、ぜひお参りすることをお勧めいたします。出雲大社は大国主大神を祀ってあり、また本殿奥の彰古館にはいろんな大黒様が展示されてありました。(大国転じて大黒なのでしょうか?どなたか教えていただくとありがたいです。)

無案内で申し訳ないのですが、日本の神のルーツがここにあると思うと、何か神秘的なものを感ぜずにはおれません。

   hakaru matsuoka

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