ベルリンに戻りました
松岡究です。昨日ベルリンに戻りました。こちらは寒いです。明らかに日本とは10度違います。早速長袖にセーターを着ております。
例によって機内での映画と本の紹介。
まず、「オーシャンズ13」これはジョージ・クルーニーとブラピが主演している映画で、悪役がアルパチーノ。吹き替えで見たんですけど、その吹き替えがちょっと退屈。しかしストーリーは面白くて、その吹き替えの退屈さに慣れてきたら結構楽しめました。2本目は中国映画の「女帝」。夏・殷・周・春秋戦国時代・秦・前漢・新・後漢・三国時代・隋・唐・五大十国・北宋・南宋・元・明・清・中華民国・中華人民共和国時代。高校時代に覚えた中国の王朝の変遷ですが(間違ってるかもしれません!)、その五大十国時代の物語です。人間が誰も信じられなくなるとどうなるか、と言うのがテーマだったのでしょうか。面白かったですし、映像も綺麗でした。もう1本、ニコラス・ケイジの「ネクスト」。2分先が読める超能力を発揮して、悪の陰謀を阻止すると言う内容の映画。内容はとても面白かったんですけど、カメラワークがテレビのドラマっぽくて、少しちゃちな感じでした。
本は2冊。今ある意味で時の人の麻生太郎さんが書いた「とてつもない日本」。なるほどと思うことも私とはちょっと違うと思うこともありましたが、基本的に麻生さんの人間性が良くわかり、ちょっとしたファンになってしまいました。これほど物事をポジティブに見れると言うのは、本当の意味で麻生さんはエグゼクティブなんだろうと思いました。
もう一冊は手嶋龍一・佐藤優「インテリジェンス 武器なき戦争」。手嶋さんは元NHKの有名な特派員。佐藤さんも外務省のピカイチ情報分析官。これはおもしろかったです。世界の色んなところでの命を掛けた情報の収集がどれほどの意味を持ち、国家にどれほどの影響をもたらすか。本当に恐ろしくなりました。この本を読むと日本はやはり平和ボケしてると思わざるを得なくなります。
hakaru matsuoka
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