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2007年3月16日 (金)

ハイティンク指揮ベルリンフィル演奏会

松岡究です。ベルリンは暖かいです。今日も歩いていると汗ばんできて、何を着たらいいのか迷ってしまいます。最高は13度くらいあったようです。

曲目  ベートーヴェン:ミサ ソレムニス ニ長調 作品123

  ソプラノ:ルーバ・オルゴナショーバ

  アルト:エカテリーナ・グバノバ

  テノール:トミスラフ・ムゼク

  バス:クヴァンチュル・ユン

  合唱:ベルリン放送合唱団 合唱指揮:サイモン・ハルセイ

 指揮:ベルナルト・ハイティンク

今回、大いに期待していたんだけど、こんなものかなあ?と思ってしまいました。

この曲は私も一度指揮したことがありますが、常識では図りきれないことが沢山あって、すぐにアンサンブルに破綻をきしてしまう虞のある本当に難しい曲です。今回も危ないところが散見されました。

バッハのロ短調ミサと並んで合唱の作品としては、まさに東の横綱。ベルリン放送合唱団は今回100人の大編成で臨みましたが、作品の高みを表現するには今一歩。

ハイティンクを評するのはちょっと難しいですね。極めて常識的というかよく言えば奇を衒わない、悪く言えば没個性的。こういった難曲を指揮した場合、曲の表面ではなく内面をどう感じているかを聴きたいところ。しかし彼は極めて優秀な職人でありすぎました。

私の夢の一つに、第一夜「ミサ ソレムニス」、第二夜「交響曲第9番」と並べて指揮してみたいと言うのがあります。その理由はいずれまた書くことにします。

今日は芸術家であり職人であることの難しさを痛感しました。

   hakaru matsuoka

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