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2007年2月25日 (日)

ベルリンコンツェルトハウスオーケストラ演奏会

松岡究です。今日も寒い一日でした。今日の演奏会は、前シーズンまではベルリン交響楽団と名乗っていた(インバルが主席指揮者であった)オーケストラが、今シーズンから主席指揮者にローター・ツァグロゼクを迎え、名前をベルリンコンツェルトハウスオーケストラとして新たにスタートしました。アムステルダムのコンセルトヘボウですとか、ライプツィッヒのゲヴァントハウス等がコンサートホールの名前をそのまま冠したオケですが、それと同じと言うことでしょうか。

曲目   プロコフィエフ:ロメオとジュリエット(指揮者のバーメルトによる版)

      R・シュトラウス:交響的幻想「イタリアより」

  指揮:マティアス・バーメルト

指揮のバーメルトはスイス人ですが、今はマレイシアフィルの常任をしている人です。指揮の仕方に大変特徴があり、どう見ても格好良くはありません。しかしオケからは溌剌とした充実したサウンドを引き出していました。プロコフィエフは指揮者自身が曲を選んだ版と言うこともあって、かなり手の内に入った感がありました。オーケストラも自由にのびのび弾いていて、清清しい。後半のシュトラウスの若い時の作品も勘所を押さえていて、佳演。ただ色彩感やその場面を髣髴とさせるような音楽の運びはほとんどなく、オペラは指揮していない彼の経歴からすると妙に納得しました。

充実してるんだけど色彩感がない。とても良い演奏なんだけど、訴えるものが弱い。もう一つ煮え切らない感じを持ったのは私だけでしょうか?芸術家と職人の微妙なバランス。私は両方求めて生きたいと思います。

   hakaru matsuoka

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