帰国しました
松岡究です。帰国しました。今回は登場人数が少なくて大変楽でした。例によって読んだ本は、藤原正彦さんの「この国のけじめ」。小林よしのりさんの「台湾論」もこの年末と正月に読んだのですが、日本はやはり教育をしっかりしないといけないと思いますね。
藤原さんのこの本は「国家の品格」の姉妹編みたいなものですが、大変共感しました。それにこの方のユーモアと若々しい感覚は、何とも魅力的です。
映画は今回は2本。黒澤明監督の「七人の侍」、そして「イリュージョニスト」。
1954年というこの戦後の大変な時期に、これだけの力作を撮られたのは素晴らしいと思いましたし、何よりひきつけてやまない円ガの迫力があって、207分一気に見ました。若き日の三船敏郎さんがあんな演技をしていたなんて、夢にも思いませんでしたし、やはり志村喬さんがいいですね。木村功さんも金卓に負けないくらいの美青年でした。
「イリュージョニスト」は最後のどんでん返しが圧倒。こんな展開全く予想してなくて、本当にうまくイリュージョンに嵌ってしまいました。
hakaru matsuoka
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