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2006年10月22日 (日)

ラトル指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏会

松岡究です。この2・3日暖かい日が続いています。ダウンを着て歩くと汗がでてくるくらい暖かいです。天気も朝10時くらいから晴れてきました。

曲目 シューマン:交響曲第4番ニ短調 1841年の第1稿による演奏

    ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 「ロマンティック」 ノヴァーク版による第2稿による演奏。

今日も素晴らしい本番が聴けました。ラトルという人はどうしてこう素晴らしいんでしょう。頭が下がります。彼は音楽を本当に愛してるし、自由で敬虔で大胆です。そして人間は全く飾らないフランクさとフレンドリーさが舞台に滲み出ていて、こんな人はいません。

1曲目のシューマン。普段耳にする曲とは特に1・4楽章が異なっています。以前サヴァリッシュがN響でやったような記憶があります。そういう意味でも大変興味深く聴きました。こちらの方がやはりフレージングにおいてやや曲としての曖昧さというか、荒削りなところがあるように思います。やはり1853年の一般的なほうが曲としては完成度が高いのではないかな。演奏はラトル節というか、本当に彼は自由です。どうしてこんな発想が生まれてくるのだろうと言うくらいに新鮮な響きでいっぱいでした。オーケストラは第2ヴァイオリンを上手に振った5.5、5、4、3、2の小ぶりな編成でした。

後半のブルックナー。聴衆を圧倒的な感激に陥れた演奏時間約75分の堂々たる演奏。ラトルはこの曲に対し全くの正攻法で臨んでいました。しかし歌うところは歌い躍動感があり、緻密かつ大胆。こういう演奏を聴いた人は彼が確実に大巨匠への道をまっしぐらに進んでいると確信したに違いないでしょう。冒頭のホルンはドールのソロ。こんなに神秘的に聴かせたホルンを知りません。

今回ゲネプロを聴こうと思って問い合わせたところ、今回は録音をするからダメだとのことでした。近いうちにこの壮大な演奏のブルックナーが店頭に並ぶと思います。オーケストラは大編成の8.5、7、6.5、5、5で、フォーメーションは通常のヴァイオリンを並べた配置にしていました。多分ヴィオラのパートソロを聴かせる為だったのではないかと思います。

    hakaru matsuoka

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