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2006年9月17日 (日)

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団演奏会

松岡究です。今日はベルリンの友人の関さんからお借りしたDVDを見ての感想です。

曲目  モーツァルト:レクイエムニ短調

    指揮:コリン・デーヴィス

すみません。歌い手の名前は忘れてしまいました。

この演奏会は2004年の2月14日にドレスデンの空爆で亡くなられた方たちを追悼するために行われました。ですから最初も最後も拍手はありません。

デーヴィスの指揮は老練さを加えたのか以前いろんなものを聴いた中では傑出の出来だったと思います。以前は評判が良い割には音が硬く、表情も一辺倒でどこが良い指揮者なのかと思っていました。しかし今回のこのレクイエムの演奏に関しては、人を寄せ付けぬほどの迫力と情熱、そしてあのベーム・ウィーンフィルの演奏に勝るとも劣らぬほどの壮大さで指揮していたのが大変以外でした。(すみません)

ソロの人たちもそれぞれに良かったのですが、特にソプラノの方の歌い方は誠実で気品があり、発声も無理がなく宗教曲にふさわしい声でした。

      hakaru matsuoka

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