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2006年6月30日 (金)

バレンボイムのワークショップ

松岡究です。実は28日に椿姫を見る前に、バレンボイムがベルリンの「ハンス・アイスラー」音楽大学の学生オーケストラを使って、午後3時から6時までワークショップを行いました。5月にはハイティンクがUDK(ベルリン芸術大学)の学生オーケストラを使って、指揮科の学生への指揮のワークショップでしたが、今回のバレンボイムは直接オーケストラを指導すると言うワークショップ。

曲目   ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番

会場はフィルハーモニーのカンマームジークザール。多分800~1000人くらいのキャパシティーだと思います。そこに平日の昼間だと言うのに4・5百人の聴衆が詰め掛けました。

彼が出てくると盛んな拍手。早速曲が始まり途中でフルートがミスったのを機にとめました。ここからかなり長いリハーサルの開始。基本的にはバレンボイムは楽譜に忠実にと言うことをしきりに学生達に注文をつけて、時には怒声になることも。

学生の楽譜の見方の甘さをかなり直していました。例えばフォルテとスフォルツァンドの違いを明瞭にとか、デクレッシェンドの仕方、音程、リズムの取り方だとか、いちいち細かく出来るまで指導するんですね。かなりネチッコイ忍耐力を持っている人です。しかしやはり大事なのは基本なんだと言うことですね。

ひとたび指揮を真剣にやると出てくるオーラが巨大なんですよね。そこが素晴らしい。小ホールということもあってかなり間近で見ることが出来たんですが、何度も鳥肌が立ちました。ベートーヴェンと言う作曲家はバレンボイムにはぴったりです。今まで何度かオペラやコンサートを聴いて、やはり彼にはベートーヴェンとワグナーがぴったりと当てはまるような機がします。彼の音楽性に実に良く合っていると思います。色々賛否両論彼に関してあると思いますが、音楽家として彼はやはり一流だと認めざるを得ませんでした。

      hakaru matsuoka

     

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