« 心技一体 | トップページ | 祝100記事達成  ベルリンの聴衆に愛されたケント・ナガノ指揮ベルリンドイツ交響楽団演奏会 »

2006年6月14日 (水)

ユーロ高について

松岡究です。今日銀行に行って100ユーロ下ろしたんですね。そうしたら15054円引き落とされました。つまり1ユーロ150円以上と言うことです。(勿論これには1ユーロにつき6円前後の手数料が加算される訳ですが)この前は152円近くまで行っていた日もありました。

以前にもユーロ高のことは書きましたが、ここでもう一度言わせていただきたいです。ユーロはヨーロッパ各国が自国の経済力・経済基盤では到底ドルには太刀打ちできないとして、またどんどん経済の地盤沈下が進む中導入したものです。つまり経済圏としてはEUは大きな一つの国な訳ですね。

はじめは1ユーロ=1ドルになるように頑張る、と言うような殊勝な感じで始まったはずなんです。実際、1ユーロが導入当初100円前後だったように記憶しています。(もっと安かったかもしれません)それが今はこの有様です。

よくヨーロッパにいらっしゃる商社の方も、「以前は150ユーロのところに泊まってたけど今は100ユーロのところだよ」とこぼしておられました。つまり日本円では払う額は同じなのに、ホテルのランクは4つ星から2つ星になったようなもので気分も羽振りも違ってきますよね。

この原因は全く持ってアメリカ、突き詰めればブッシュ大統領にあります。アメリカは今前例がないほど経常赤字に陥っていて、ブッシュさんの数々の侵略行為?が国際的な反感を招き、またアメリカ経済の危機を見越して、皆ユーロシフトしつつあることです。そこをそうさせまいとしてアメリカはいろんな手を打ってきたんですね。フセインがああやって捕まったのも実はドル建てからユーロ建てにすると公言したからに他ならないそうです。つまり核も侵略兵器も何もかもアメリカの丁稚上げだったことは公然の事実で、それがばれてしまって本当の事実がわかり始めたと言うことらしいですよ。独裁政治を粉砕するのも表看板だったらしいですね。本当にそうなら北朝鮮にも同じようにやってほしいですけど。

ドルが基軸通貨でなくなれば、今のアメリカは没落するしかないわけで、こっそり特にロシア、中国あたりはそれを狙っているらしいですよ。そうなると天下はロシアや中国に行くわけですよね。

早くヒラリー・クリントンに変わったほうが良いですよね。などと犬の遠吠えのようにほざいている私でした。

     hakaru matsuoka

|

« 心技一体 | トップページ | 祝100記事達成  ベルリンの聴衆に愛されたケント・ナガノ指揮ベルリンドイツ交響楽団演奏会 »

コメント

こんにちは。先週一週間の過酷な激務も過ぎ、本日やっとひと段落したのでお菓子を食べながらブログ訪問しておりました。ちょっとした現実逃避ですね。まだ作らなければならない書類があるので非常に気が進まないでいます。

さて、ユーロ高について。この話題にはつい反応してしまいます。まさに「栄枯盛衰」っていうことですね。私は歴史がすきなので、今後どうなるのかちょっと楽しみになりました。山登りは頂上が無い方がいいんですね。カジノで遊ぶ場合もほどほどのほうがいいんです。引き際が大事なんです。スポーツ選手もいつ引退するかすごくなやむんですよね。・・・なんてアホなことを言っている場合じゃなく、私はただスペインに行くのにお手軽になってほしい、それだけです。カシラが変わってよくなればいいですね。

投稿: あおのかえる | 2006年6月14日 (水) 16時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 心技一体 | トップページ | 祝100記事達成  ベルリンの聴衆に愛されたケント・ナガノ指揮ベルリンドイツ交響楽団演奏会 »