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2006年6月25日 (日)

ミヒャエル・ギーレン指揮ベルリン交響楽団演奏会

松岡究です。今日は17時からドイツとスウェーデンのサッカーの試合があった関係で、どこへ行っても大声で叫んでいる輩や、地下鉄内でドアを蹴っ飛ばしたりしているお方?等ちょっと日本人の私にはついていけませ~ん。

そのせいだったんでしょうか、今日の演奏会は5割強の入り。皆応援し疲れてコンサートはキャンセルしてしまったのかなあ?

曲目   ヤナーチェック:笑いのダンス

      スクリャービン:ピアノ協奏曲 ピアノ:ダニエラ・フリンコヴァー

      メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」

      指揮:ミヒャエル・ギーレン

一曲目のヤナーチェックの作品は全部で6曲からなる作品。どこかあのドヴォルザークのスラブダンスに似ていて、それをもう少し田舎臭くした感じの明るい曲ばかり。演奏はなんてことはない感じで、「ふ~ん」で終わってしまいました。

2曲目のスクリャービン。これは今日の見っけもん!恥ずかしながら今日聴くのが初めて。その作風はどの楽章にも甘美なメロディーがあり、ショパンとラフマニノフを足して2で割ったような耽美的な作品。「意外といけるなあ」と言うのが私の感想。しかしもっとロマンティックにピアノも指揮も歌ってほしかったです。ピアノは?と言うような感じ。全く音は聞えて来ないし、繊細なピアノがあるわけでもないし、超絶技巧があるわけでもないし、ごく普通のありふれたピアニスト。

3曲目のメンデルスゾーン。さすがにこれは良い演奏でした。ギーレンは私の好きなタイプでは全くないのですが、彼の良いところが今日はよく出ていました。つまりテンポがだれることなく音楽に推進力があり、きりっとした面持ちのすっきりした演奏になっていました。盛り上げるところもしたたかで、かといって過剰にならず、この曲の持つ難しさをうまく回避していてさすがでした。この人に決定的に欠けているのは、アトモスフェアでしょうね。別の言葉で言うとそっけない、とでも言うのでしょうか。でも腕は超一流。これは素直に認めます。

今月は3週続けてベルリン交響楽団を聴いてきましたが、今日の演奏が一番質は高かったと思います。

    hakaru matsuoka

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