« アッバードのゲネプロ | トップページ | トーマス・ダウスガールト指揮ベルリン放送交響楽団演奏会 マーラー「復活」 »

2006年5月20日 (土)

クラウディオ・アッバード指揮ベルリンフィル演奏会

松岡究です。今日はもう諦めていたアッバードの演奏会のチケットが手に入ったので、出かけました。こちらで指揮の勉強をしている丸山俊一郎君が気を利かせてくれたんです。有難う、丸山君!

曲目

ワーグナー:ヴェーゼンドンクの歌

     Ms:アンネ・ゾフィー・フォン・オッター

シューマン:劇的詩「マンフレード」

     マンフレード:ブルーノ・ガンツ 以下5名の俳優

     第1の霊:アンネ・ゾフィー・フォン・オッター

     第2の霊:ユリア・クライター 他

     合唱:バイエルン放送合唱団

     指揮:クラウディオ・アッバード

昨日聴いたゲネプロとは全く違う素晴らしい出来栄え!昨日は悪い感じはしなかったものの、以前東京で聴いた「弾かせ撒くって、アンサンブルがめちゃくちゃで音の汚い印象」が甦ってきて、「あ~変わらないんだなあ」と思ったんですけど、今日は精緻を極めた並の人間では到底到達できない深さと気品がありました。高校の時にクレンペラーのシューマンの3番「ライン」のレコードのカップリングにこのマンフレードの序曲が入っていたことを思い出しました。当時「なんてつまらない、暗い音楽なんだろう」と思ってそれ以来聴くのは封印して、すっかり忘れていました。しかし今日アッバードの演奏を聴いて「なんて素晴らしい豊かな音楽なんだろう」と思ったほど、今日の演奏は素晴らしかったですね。

フォン・オッターはワグナーよりもむしろシューマンでの歌唱の方が無理がなく、彼女の持つ自然さと決して張り上げない艶のある声が聴けたように思います。ワーグナーでの歌唱は声の音色にむらがあって、あまり感心しませんでした。

やっとアッバードが聴けました。そして日本での印象とは全く違う円熟した表現が私の胸を打ちました。

     hakaru matsuoka

|

« アッバードのゲネプロ | トップページ | トーマス・ダウスガールト指揮ベルリン放送交響楽団演奏会 マーラー「復活」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アッバードのゲネプロ | トップページ | トーマス・ダウスガールト指揮ベルリン放送交響楽団演奏会 マーラー「復活」 »