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2006年2月13日 (月)

ベルリンフィルとデヴューのぺトレンコ

松岡究です。ブログ第1号でお知らせしたとおり、今日はベルリンフィル定期演奏会の報告です。指揮はキリル・ぺトレンコ、ヴァイオリンはクリスチャン・テッツラフ。曲目:バルトークヴァイオリン協奏曲第2番、ラフマニノフ作曲交響曲第2番。

テッツラフでこの曲を聴くのは2度目です。2004年11月、ドイチェ・オパー管が定期で、マルク・アルブレヒトの指揮で聞いて以来になります。今回は前回にもまして、スケールが大きく、自分の言いたいことは全て言い尽くしたといってもいいような演奏。バックのぺトレンコ・ベルリンフィルもとても良い演奏で彼を盛り立てていました。余談になりますが、ドイチェ・オパーはティーレマンが昨年2月に辞任して以来、オーケストラの定期演奏会が開かれなくなってしまいました。辞任の直前ティーレマンは私の大好きな作曲家R・シュトラウスの「ダフネ」と「影のない女」の2作品を2日連続で振って、去って行きました。それはそれはすばらしい演奏で、どうして彼を引き止められなかったのか、かえすがえすも大変残念なことでした。

後半はラフマニノフの2番の交響曲。一言で言って大成功でした。この曲はMY FAVOURITE SYMPHONYナのですが、私のイメージしていることを悉く彼はやってのけたばかりか、「こんなやり方もあるんだ」と言うことも見せてくれました。最初から最後まで、一点の曇りもなく、また歌いきって緊張感にあふれたス晴らし演奏でした。演奏終了後楽員が退席しても、もう一度聴衆から呼び出しを受けたのが、このコンサートがどれほど良かったかを、端的に物語っているでしょう。

それにしても良い曲ですね。僕はまだ一度しかやらせてもらってません。なかなか振る機会に恵まれないのは、どうしてなんでしょう。少し前に、読響とロジェストベンスキーがずたずたにカットしてこの曲をやっていましたが、未だにこの曲に対する不当な見方が専門家の中にもあるようです。カットできるところはないと思うんですがね~。

それにしてもこの若きマエストロ・ぺトレンコのもとで研修させてもらっている私は幸せです。そのことに感謝しつつ今日はこの辺で。

   松岡究   hakaru matsuoka

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