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2006年2月22日 (水)

コルンゴルト「死の都」ベルリン・ドイツオペラ

松岡究です。今日はドイチェオパーのコルンゴルト「死の都」に出かけました。日本では2度ほど井上道義さんが演奏会形式で手がけているようです。私はこの作曲家の作品自体を聴くのが恥ずかしながら初めてで、ですから何の先入観も持たずに聴きました。はっきり言って、すばらしい作品。聴きながらプッチーニとワーグナーを連想しながら聞きました。随所に洗われる美しい旋律、それを一緒に撫でるヴァイオリンやチェロ。これは全くプッチーニだし、オーケストラから聞こえてくる絢爛たる和声はワーグナーの影響?という具合にです。このオペラを書いたのは、若干22歳の時というから驚きます。もう作曲技法は熟しきっていて、プッチーニやワグナーのように、重くなくいやらしくもなく、しかし豊かで明るく、実にセンスのいい仕上がりの音楽でした。帰ってからちょっとインターネットで見てみたのですが、マーラーやR・シュトラウスにも「天才」と言わしめた人だったようですね。

指揮はフィリップ・アウガン、演出はフィリップ・アルラウド。コルンゴルトルネッサンスといっても、やはりまだマイナーな作曲家であることは、どうしようもなく客の入りは多く見て3分の1くらいでしょうか。ベルリンでもこの人気かと思うと少し残念でした。でもこんなすばらしいオペラを発見できたことは収穫でした。私もいつかやってみたい作品になりました。指揮のアウガン、この作品の良さを充分に引き出していて良かったです。

     hakaru matsuoka

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